Silicon Valleyの住宅・アパートのイメージ

金額・返金・退去時の注意点を、San Jose・Sunnyvale・Cupertino・Mountain Viewなどで住宅を借りる方に向けて分かりやすく解説します。

Silicon Valley、San Jose、Sunnyvale、Cupertino、Mountain View、Santa Claraなどでアパートや一戸建てを借りる際、ほとんどの場合に必要となるのがSecurity Deposit(セキュリティ・デポジット)です。

日本語では「敷金」に近いものですが、日本の敷金とは制度や返金ルールが異なります。Californiaでは近年ルールが改正されているため、契約前から基本を知っておくことが大切です。

まず知っておきたいポイント
Californiaでは、多くの住宅でSecurity Depositの上限は原則として家賃1か月分です。また、退去後の返金・控除には期限や明細に関するルールがあります。

Security Depositとは?

Security Depositとは、入居時にTenant(借主)がLandlord(家主)へ預ける保証金です。家賃の未払い、通常の使用範囲を超えた住宅の損傷、必要なクリーニングなどが発生した場合、法律で認められる範囲でLandlordが費用を差し引くことがあります。

「Pet Deposit」「Cleaning Deposit」「Damage Deposit」など別の名称が使われていても、Californiaでは原則としてSecurity Depositの一部として扱われます。

2026年現在、Security Depositはいくらまで?

Californiaでは2024年7月1日から、多くの住宅についてSecurity Depositの上限は原則として家賃1か月分となっています。家具付き・家具なしのどちらにも適用されます。

Monthly Rent$3,500
Security Deposit原則 最大 $3,500

この例では、最初の1か月分の家賃とSecurity Depositを合わせ、入居時に約$7,000を準備するケースがあります。

例外があります
個人または一定のLLCが所有し、所有賃貸物件が2物件以下・合計4ユニット以下などの条件を満たす「small landlord」は、原則として家賃2か月分まで請求できる場合があります(軍人の借主などには別ルールがあります)。

Security Depositから何が差し引かれる?

LandlordがSecurity Depositから自由に費用を差し引けるわけではありません。主に対象となるのは次のような費用です。

  • 未払い家賃
  • Tenantやゲストが原因で発生した、通常使用を超える損傷の修理費
  • 入居時と同程度の清潔な状態に戻すために必要なクリーニング費
  • Leaseで認められている場合の家具などの修復・交換費用

一方、通常の生活によって生じるNormal Wear and Tear(通常損耗)は、原則としてSecurity Depositから差し引く対象にはなりません。

入居時の写真が非常に重要です

入居時に壁の傷をスマートフォンで撮影して記録している様子
入居時には壁・床・設備の傷や汚れを写真・動画で記録しておくことをおすすめします。

JR Groupでも特におすすめしているのが、入居時に住宅の状態を写真や動画で残しておくことです。

  • 壁・床・カーペット
  • キッチン・バスルーム
  • 冷蔵庫・食洗機などの家電
  • 窓・ドア・クローゼット
  • ベランダやガレージ

写真だけでなく、メールなど「日付が残る記録」も
傷や不具合を見つけたら、写真を撮るだけでなくLandlordやManagementへメールで知らせておくと、退去時に「入居前からあった傷」であることを確認しやすくなります。

退去前Inspectionを活用しましょう

Californiaでは、一定の条件のもとでTenantは退去前のInitial Inspectionを希望できます。通常、Tenancy終了前の最後の2週間の中で日程を調整します。

Inspectionによって、退去時にSecurity Depositから控除される可能性がある箇所を事前に確認できれば、必要に応じて清掃や対応を行える場合があります。

2025年から写真記録に関するルールも強化

2025年4月1日以降、Landlordが修理やクリーニング費用をSecurity Depositから控除する場合、一定の写真記録が必要になりました。退去後、修理・清掃前の状態と、修理・清掃後の状態を記録するルールです。

さらに、2025年7月1日以降に開始するTenancyについては、Landlordは入居直前または入居開始時の住宅状態を写真で記録することが求められています。Tenant自身も写真を保管しておくことをおすすめします。

Security Depositはいつ返ってくる?

Californiaでは、Tenancy終了後、Landlordは原則として21 calendar days以内に、Security Depositの残額を返金し、控除がある場合にはItemized Statement(控除明細)を提供する必要があります。

退去後に確認すること
返金額だけでなく、「何が・なぜ控除されたのか」、明細や必要書類が付いているかまで確認しましょう。

Security Depositをスムーズに返してもらうためのポイント

退去時のチェックリストと鍵
退去時には清掃、鍵返却、Utility、Inspectionなどを一つずつ確認しましょう。

入居時

  • 写真・動画を撮る
  • Move-in Checklistを確認する
  • 傷や不具合をメールで報告する
  • Lease Agreementを保管する

入居中

  • 修理依頼はできるだけ書面やメールで残す
  • Managementとのやり取りを保管する
  • 無断で大きな修理・変更をしない

退去前

  • Initial Inspectionを依頼する
  • 十分な清掃を行う
  • 退去時にも写真・動画を撮影する
  • 鍵の返却日を記録する
  • 転居先住所をLandlordへ伝える
  • Utilityの停止日を確認する

Silicon Valleyでは数千ドルになることも
家賃が高いエリアではSecurity Depositも大きな金額になります。だからこそ「入居時から記録を残す」ことが、退去時のトラブル防止につながります。

JR Groupでは入居から退去まで日本語でサポートしています

海外で初めて住宅を借りる場合、Lease Agreement、Security Deposit、Utility、入居Inspection、修理依頼、退去手続きなど、日本とは異なることが数多くあります。

JR Group / Japan Relocation Serviceでは、San Francisco、San Jose、Silicon Valleyを中心に、住宅探しから入居、生活中のサポート、退去まで日本語で一貫してお手伝いしています。

家を見つけたら終わりではありません。安心して新生活を始め、安心して退去される日までサポートすることを大切にしています。

よくある質問

CaliforniaのSecurity Depositの上限はいくらですか?

2024年7月1日から、多くの住宅で原則として家賃1か月分が上限です。条件を満たすsmall landlordの場合は、家賃2か月分まで請求できる場合があります。

Security Depositはいつ返ってきますか?

Tenancy終了後、Landlordは原則として21 calendar days以内に残額を返金し、控除がある場合はItemized Statement(控除明細)を提供する必要があります。

通常の生活でできた傷や汚れも差し引かれますか?

通常の生活によって生じるNormal Wear and Tear(通常損耗)は、原則としてSecurity Depositから差し引く対象にはなりません。

入居時に何をしておけばよいですか?

壁・床・設備などの状態を写真や動画で残し、傷や不具合を見つけたらLandlordやManagementへメールで知らせておくことをおすすめします。

まずはお気軽にお問い合わせください

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